皆さんこんにちは。
「害獣?聞いた事があるような気もするけど」
日本の山林地域では深刻な問題になっている害獣被害。社会問題としても時折ニュースになっています。
ところでその害獣っていったいなんなの?と言った疑問を本日は解決していきたいと思います。
害獣の定義
哺乳類から受ける人間の被害には様々なものがある。直接に人間が肉体的被害を受ける場合(ヒグマ、イヌ、イノシシなど)、畑を荒らすなど農作物が被害を受ける場合(ニホンジカ、ニホンザル、イノシシなど)、家畜や養殖魚などが被害を受ける場合(オオカミ、タヌキ、キツネ、イタチなど)、芝生が荒れるなど景観の被害(モグラなど)、糞尿による汚染(コウモリ、ネコなど)、病原体の媒介(ネズミなど)があげられる。そのため、場合によっては地域のあらゆる哺乳類はその名を挙げられる可能性がある。
ウィキペディアより一部引用
一般的には人間に様々な被害を及ぼす野生哺乳類を害獣と呼びます。
(虫の場合であれば害虫。害虫という言葉の方が聞き馴染みがありますね。)
そのフォルムだけ見ると一見可愛らしい姿をしていますが、そこは野生動物、直接人間が噛まれるなどといった被害を受ける事例も多くあります。
人間が被害を受ける割合が大きい動物として
・クマ
・イノシシ
・鹿
・猿
・ネズミ
・犬
・猫
その他多数。
これを見るとクマやイノシシなどはイメージが湧きやすいですが、犬や猫もカテゴリーに含まれているの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
一方で人畜の生活や農林業上で有益とされる哺乳類(ネズミを食べる猫、番犬となる犬・虫をとるコウモリなど)を益獣と呼びます。
森林伐採や温暖化により環境が変化し山奥から人里までおりてくる野生動物、人間がペットとして飼いきれずに手放し、野生化した動物。
これらも害獣と呼ばれます。
以上の事をまとめると。
ペット(益獣) 害獣
・動物園の観賞用クマ ・野生のクマ
・家族同然の犬 ・捨てられた野良犬
・フォトジェニックな愛猫 ・魚を盗む野生の猫
一言に害獣といっても見解の違いなど賛否両論ありそうですね。
山林に生息している動物だけでなく、私達の生活圏にも多く存在する害獣と呼ばれる野生動物ですが、ジビエ料理など最近では美味しく有効活用される場面が
一般の方の間でも認知されてきました。
せっかくなら1度は野生の味を試してみるのも悪くないかもしれませんね。
ジビエ料理記事はまた機会がありましたらご報告させて頂きますね。
皆さん素敵な1日を。