諸葛亮
中国後漢末期から三国時代の蜀漢の政治家、軍人。字は孔明(こうめい)。蜀漢の建国者である劉備の創業を助け、その子の劉禅の丞相として補佐した。
・立派な人間の友情は、温かいからといって花を増やすこともなければ、寒いからといって葉を落とすこともない。どんな時でも衰えず、順境と逆境を経験して、友情はいよいよ堅固なものになっていく。
・無欲でなければ志は立たず、穏やかでなければ道は遠い。
・学ぶことで才能は開花する。志がなければ、学問の完成はない。
・治世は大徳を以ってし、小恵を以ってせず。
・夫れ用兵の道は、人の和に在り。
・人の心をつかめる人は、敵を消滅できる。古来、兵は戦を好まない。
・勢力や権力を目的とした交際は、長続きさせることが、困難である。
・自分の心は秤のようなものである。人の都合で上下したりはしない。
・時の流れがわからなければ、寛大であろうと、厳しくしようと、政治はすべて失敗する。
・内部の守りを固めずに、外部を攻めるのは愚策である。
・天下は一人の天下にあらず、すなわち天下の人の天下である。