お墓参りの注意点
出典:CHINTAI
①石同士をぶつけないように気をつける
石はとても硬いものですが、硬い石同士がぶつかると欠ける原因となります。
花立や香炉などを少し横にずらして掃除をする場合、力の加減が測れず石同士をぶつけてしまったり、指を挟んでしまうことがあります。十分に気をつけて、けがのないように行ってください。
②飲み物を暮石にかけない
故人が好きだったからとお酒などの飲み物を墓石にかけると、墓石内部に染み込んだ飲み物の成分でシミの原因になる場合があります。
水以外のものをお墓にかけるのは極力避け、かける場合は、その後、水でよく洗い流してください。
③供物は持ち帰る
供物をそのままにしておくと、鳥がいたずらしたり、缶類の底や食べ物が腐敗してシミの原因になる場合があります。
供物は半紙や懐紙の上に置くようにしてお参りが終わったら持ち帰るようにしてください。
④花粉に注意
衣類についた花粉と同じく墓石に落ちた花粉を長期間そのままにしておくと、シミの原因になる場合があります。花粉が落ちる花やトゲのある花は、あらかじめその部分を取り除きお供えするようにしてください。
⑤お線香を焚きすぎない
お線香を供える際、束のまま2,3束まとめて香炉に入れると、いつまでも燃え続け香炉が熱されてしまいます。長時間高温になると、石のひび割れの原因になります。お線香は、束を解いてからお供えしてください。