宗教などの制限
公営霊園・民営霊園
公営霊園・民営霊園では宗旨・宗派は基本的に不問です。
ただし、民営霊園の中には、「在来仏教であれば」という条件があることがあります。
在来仏教とは?
浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、黄檗宗、臨済宗、真言宗、日蓮宗、法曹宗、華厳宗、律宗、天台宗、融通念仏宗、時宗といった伝統的な仏教の宗派のことを指します。
つまり、「在来からある仏教徒でないと入れない」ということになります。
このこともよく確認しておく必要があります。
寺院墓地
寺院墓地では、多くの場合檀家にならなければなりません。
つまり、その寺院の宗旨・宗派に属さなければならないということです。
寺院墓地の中には、「宗旨・宗派不問」のところもありますが、その場合でも「法要などはその寺院でその宗派の形式で行う」という条件が付いている場合が多いです。
墓地や霊園を選ぶときには、場所の宗旨・宗派だけでなく、供養をする際の宗旨・宗派についても考えてから選ぶと良いかもしれません。