経済産業省が「買物弱者応援マニュアル」を作成
経済産業省が民間に調査委託のうえで作成した「買物弱者応援マニュアル」では、22の取り組み事例を紹介した上で、事業の立上げ、継続、横展開などにおける工夫のポイントなどがまとめられている。買物弱者応援・支援のために何らかの事業を始めようとするときに役立ててもらうことを狙っている。
「買物弱者応援マニュアル」では、埼玉県日高市、千葉県銚子市、大阪府泉佐野市の3自治体に協力してもらい、地域住民、関係事業者、行政等が一同に集まり、地元の状況をふまえた買物弱者対策について意見交換かを実地。新しく買物弱者対策を始める際に、住民・事業者・行政がどのように現状を整理し、関係者との合意形成を行っていくかのモデル事例としている。
買物弱者問題に対する取り組みとして、1)家まで商品を届ける(宅配、買物代行、配食)。2)近くにお店を作る(移動販売、買物場の開設)、3)家からでかけやすくする(移動手段の提供)、といった取り組みに加え、4)コミュニティ形成、5)基盤となる物流の改善・効率化などが挙げられている。
買物弱者と何度も言っていますが、買物ができる事が強者なんでしょうか?