トランプ大統領はフェイクニュースがFacebookで拡散したから大統領になれた?!
なにかと話題に上がるドナルドトランプ大統領。
実はフェイクニュースによって劣勢だったトランプ氏の勝利を後押しする結果になったと言われているんです。
どういうことかと言うと、「ローマ法王が大統領選でトランプを支持!」だとか「クリントン氏はレズビアンで小児性愛者」だとか「クリントン氏がイスラム過激派組織に武器を売却した」だとか事実無根のフェイクニュースが、つまりデマニュースがFacebookはじめとしたSNSで一気に拡散したことで、トランプ氏には有利にクリントン氏には不利に票が動いたということです。
大統領選に関する記事のシェアは、皮肉にも実際のニュースよりもフェイクニュースの方がFacebookでのシェアが上回っています。
アメリカの大統領選は日本と違い、国民が大統領を選ぶことができます(正確には票を投じるのは選挙人ですが誰を支持しているかが分かるので民意が反映される仕組みです)。
トランプ氏は選挙中、過激な発言を繰り返していたのをあなたもご存知かと思いますが、これらの発言を受けてSNSがざわつき、「シェア」が一気に増えたことでこれを逆手にとってフェイクニュースが増加したとも言えます。
アメリカのFacebookには日本にはありませんが、「トレンドトピックス」というものがあってユーザーの興味・関心のあるパーソナイズされたニュースが表示される機能がついています。(今はFacebookにもついたかな?)
こういった機能があることも手伝ってアメリカ人の60%はFacebookでニュースを見るという習慣がついているんです。
しかもたったの2クリックで気軽にこれをシェアができてしまうということもあって話題のニュース記事をシェアするということに対して抵抗がないんですよね。
次回に続きます。