日本人の多くはお酒を飲むと顔が赤くなりやすい
アルコールを片手に顔を赤くして賑やかに楽しむ男女。酒場ではよく目にする光景だ。そんな人たちにとって気になる研究結果が、このほど国立がん研究センターなどが実地している「JPHC研究」から報告されたそうです。
「JPHC研究」は日本人を対象に、さまざまな生活習慣と、がん・2型糖尿病・脳卒中・心筋梗塞などとの関係をあきらかにする目的で実地されている多目的コホート研究です。
飲酒により体内に取り込まれたアルコールは、腸管で吸収された後、酵素の働きでアセトアルデヒドに分解された、次に酢酸に分解され代謝されるそう。
欧米人は、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが強いが、日本人のおよそ半数が、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いことが分かっていると。
そのため、日本人は、飲酒によりアセトアルデヒドが蓄積しやすく、アセトアルデヒドの作用で顔が赤くなりやすい。つまり、飲酒で顔が赤くなる人は、飲酒によりアセトアルデヒドの影響を受ける可能性が高いそうです!
僕は酒を飲むと赤くなるので、不思議でしたが理由がよく分かりました。