朝食を食べる人の生活は健康的
朝食を抜く習慣は、症状や病気が現れる以前の段階の「無症候性動脈硬化症」に大きく関わることが明らかになった。
朝食を抜く習慣のある人は、過体重や肥満になりやすいだけでなく、食事の時間が不規則になりがちで、アルコールを多く摂取いたりしていたり、喫煙習慣があるなど、全体的に生活スタイルが不健康である傾向があることもわかった。
朝食を抜くことの多い人は、体重を減らすためにダイエットに取り組んでいる人が多かった。しかし、朝食を抜くことで、昼食以降でエネルギーを取り過ぎてしまい、1日の摂取エネルギーは変わらない、むしろ多くなり過ぎてしまうパターンが多い。
「体重を減らしたり、メタボを解消したいと考え、朝食をスキップしたり、3食を2食以下に減らすことを考える人は少なくないのですが、そうした食事スタイルが逆に肥満やメタボ、2型糖尿病を誘引してしまうおそれがあるのです」と、スペイン心血管研究センター(CINC)のヴァレンティンフスターター氏は言う。
一方で、逆に食事を規則正しく取っている人は、1日の摂取エネルギーが安定し、運動量も多く、喫煙率が低く、より健康的な生活をしている傾向が示されました。
いかがでしょうか。健康でいたい、はじめの1歩は朝食を摂ることかもしれませんね♪