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お墓コラム【伝統的な形の暮石の各部名称】

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和型墓石

伝統的な縦長四角の形をした墓石を、和型墓石と言います。
仏舎利塔が原形とされており、江戸時代に広く普及しました。
日本人にとっては一番親しみやすくポピュラーなお墓のタイプです。

和型墓石は、上から竿石・上台石・中石・敷石を重ねた四段構造か、もしくは、敷石の存在しない三段構造が基本構造となっています。
お墓全体としては、墓石・カロート(納骨棺)・自分の墓地の敷地を囲む外柵の3つで構成されています。
その他、個人の要望に合わせてお墓に香炉・水鉢・燈籠などの装飾品を追加する場合もあります。

「暮石の各部名称」の画像検索結果出典:http://futakamiya.co.jp/

竿石

竿石 (さおいし)とは「〇〇家の墓」などの彫刻が刻まれた、お墓の一番上にある、大きな縦長の墓石部分を指します。
また、竿石は天・家庭円満を意味しています。

上台石

上台石は上から二段目の石で、竿石を下から支えています。
そして、人・人望・出世を意味しています。

中台石

中台石は上から三段目の石で、上台石を下から支えています。
また、地・財産維持を意味しています。

芝石

芝石はお墓全体を支える、一番下の薄い敷石を指します。
お墓によっては存在しない場合もあります。

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